UserLockでMS SQL Serverデータベースを指定する方法
本記事では、UserLockでデータベースとしてMicrosoft SQL Serverを指定する方法についてご紹介します。
■手順(サーバー設定)
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MS SQL Serverで新規に空のデータベースを作成します。(名前は任意のものでOK)
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UserLockコンソールでServer Propertiesを開きます。
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Databaseセクションで「Default database」から「
Other database
」に変更します。
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入力欄右端のブラウズボタン(・・・)をクリックし、Database connectionウィザードを開きます。
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「
SQL Server
」を選択します。
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認証情報を入力し、「Test」でデータベースの接続を検証します。問題がなければ、「OK」をクリックしてウィザードを閉じます。
※Databaseは手順1で作成した空のテーブルを指定します。
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「
Create database table
」をクリックします。
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Quick accessパネルより「Apply(適用)」をクリックします。
以上で、UserLockサーバーのデータベースの設定は完了となります。
■手順(レポート設定)
Server Propertiesで設定したデータベースの設定内容はレポートの設定に自動で反映されないため、
別途設定が必要となります。
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Reportメニューから任意のレポート(例:Session history)を開き 、Databaseセクションに移動します。
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Database providerとして「
System.Data.SqlClient
」を選択します。
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Connection stringの右端にある ブラウズボタン(・・・)をクリックし、Database connectionウィザードを開きます。
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「
SQL Sever」
を選択します。
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手順6と同じ認証情報を入力し、 「Test」でデータベースの接続を検証します。問題がなければ、「OK」をクリックしてウィザードを閉じます。
一つのレポートに対して設定ができれば、他のレポートへもデータベースの情報は反映されます。
以上で、
レポートのデータベースの設定は完了となります。
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