UserLockバックアップサーバーの仕組み

UserLockバックアップサーバーの仕組み

UserLockではバックアップ用のサーバーを構成することができます。

バックアップサーバーのインストール

UserLockサーバーと同一ドメイン内の別のマシンにUserLockをインストールします。
インストール後の構成ツール「Configuration wizard」でサーバータイプを選択する際、「Backup server」を選択します。
バックアップサーバーの構成時には、プライマリサーバーのホスト名を指定する必要があります。



Warning
プライマリサーバーに対して、構成できるバックアップサーバーは1台のみです。
同一プライマリサーバーに対して、2台目以降のバックアップサーバーを構成しようとするとエラーが発生します。

設定内容の同期

プライマリサーバーにてアクセスポリシー(12.2以下:Protected account)に設定した内容は、自動でバックアップサーバーに同期されます。
同期間隔は分単位で指定します。
同期処理は手動で実施することも可能です。
なお、バックアップサーバー側のコンソール上では各種設定は読み取り専用となっており、プライマリサーバーから同期された設定を編集・上書きすることはできません。

バックアップサーバーへの切り替えと、バックアップサーバーで処理された期間のイベントログ

プライマリサーバーがダウンすると、自動でバックアップサーバーに制御が切り替わります。
バックアップサーバーに切り替わった後に発生したログオンイベントは、以下のようになります:
  1. バックアップサーバー用にDBを用意していない場合(デフォルト)
    ログオンイベントはバックアップサーバーマシンのローカルファイルにのみ書き出しされます。
  1. バックアップサーバー用にDBを用意し接続設定している場合
    ログオンイベントはバックアップサーバーマシンのローカルファイルおよびDBの両方に書き出しされます。

Warning
上記より、バックアップサーバー用にDBを用意しなくとも、切り替え中のログオンイベントの記録は保持されます。
バックアップサーバーをDBに接続し、ログをDBに書き込むこともできますが、その場合はプライマリサーバーのDBとは別のDBを用意する必要があります。

Warning
デフォルトではバックアップサーバー上でのデータベースへの書き込みは無効になっています。
バックアップサーバー用にDBを用意し接続する場合は、
13.0:
⚙(サーバー設定)>「データベース」にある
「すべてのイベントをデータベースに保存」を「有効」に変更し保存してください。


12.2以下:
Server propertiesのDatabaseセクションにある
「Store all events in database」にチェックを入れてください。


バックアップサーバー切り替え時のMFAオペレーション

認証処理がバックアップサーバーで行われた際、MFAの一時無効化はできませんがMFAキーのリセットは可能です。

プライマリサーバーの復帰時

プライマリサーバーがオンラインに戻ると、自動でプライマリサーバーに制御が戻ります。
バックアップサーバー稼働中に記録されたログオンイベントは、ローカルファイルに記録されたものからプライマリ側のDBに書き戻されます。