ユーザーライセンスの使用率が逼迫したときに通知する閾値の変更方法

ユーザーライセンスの使用率が逼迫したときに通知する閾値の変更方法

UserLock でライセンスに指定された最大ユーザー数を上回ると、超過した分のユーザーはUserLock上で監査できません。
各種のログイン制限を課すこともできなくなるため、ライセンス数を超過することはセキュリティを著しく低下させます。

気づかない間にユーザー数がライセンス数を超過することのないよう、UserLockにはライセンス数が残り少なくなった際に管理者に警告通知する機能が設けられています。
  1. UserLockコンソール上で"F7"キーを押し、"Advanced settings"ダイアログを呼び出します。


  2. Advanced settings内の"PercentageLicenceNotification"の数値を任意の数に変更します。
    ライセンス全体のn%を使用した場合、通知を送る設定となります。初期値は95%、設定可能な数値は50~100の間です。
    ※初期値の95%では、警告発生から超過までにあまり余裕がないため、70~80%を設定することをおすすめします。



  3. ライセンス使用率がこの閾値を超えた場合、UserLockコンソールの各所で下記のような警告が表示されるようになります。

    ・サーバー構成画面(「Server」メニュー直下のサーバーホスト名をクリックした画面)
    ・ライセンス情報(「Server properties」メニュー内の「License Infomation」セクション)

  4. さらに閾値超過をメールでも通知したい場合は、「Server properties」>「Security」>「Notifications」のチェックをONにし、通知先を指定します。
    この機能は、UserLockコンソール上で行った操作の履歴を通知するためのものですが、ライセンス使用率が閾値を超過したことを通知するメールの宛先にもなります。
    ※閾値を超えたタイミングでメールが送信されます。PercentageLicenceNotificationで値を設定された際、すでにその閾値を上回っていた場合は通知送付はされません